2016年 05月 19日
雑草のように |
放りっぱなしのわが家のアプローチ、いよいよジャングルみたくなってきた(・_・;)
これ以上放っとれんので ついに重い腰を上げて草抜き。
「草刈り」ではない、「草むしり」でもない、「草抜き」。
根っこから抜いとかなきゃ十日もすれば元通りになっちまう(ーー;)
しぶといヤツがいてね、
どんなに根っこから抜こうとしても あとちょっとのとこで土の際でパツッと折れちまう。
根っこを土に残すため、種の存続のため、こうなるよう進化したのかな。
彼らは、見えない土の中で根を張って どんどんテリトリーを拡げていくんだ。
タンポポやドクダミなんかもそう、地下茎を張り巡らして増えていく。
敷地いっぱいにはびこった雑草を黙々と抜いてゆく。
「無」になる 。
突然、ハタと気付く。
「踏まれても踏まれても負けない雑草のように生きる」なんてよく言うけれど・・・
雑草の強さはそこじゃないんじゃないか?
目に見えるとこだけで生きてるんじゃない、
根っこが繋がってるから 、
根っこが生きてるから何度でも立ち上がれるんだ。
私たちは
独りでは生きていけない。
雑草のように 根っこのとこで、
魂のとこで、
人と人が繋がって 、
そうしてはじめて強く生きていけるんじゃないか。
魂のとこで繋がることができたなら !!
この数か月、
ずっと ずっと 考え続けてきた。
大切な仲間たちを励ましたい。
けれど
いのちの重さに見合う言葉が見つからなくて 。
A君、
キミに心からのエールを送るよ。
キミのその強さは やっぱりキミの根っこのとこにあるんだね。
どんなに踏みつけられても また立ち上がる強さ。
母さん、父さんも。 姉さんや叔母さん、そして先生や友だち。
四方八方に張り巡らした揺るぎない絆、キミの根っこはキミの人生の宝物だ。
心からエールを送るよ。
どんなに苦しかったことだろう・・・考えただけでワタシ呼吸困難になりそうだよ。
よく耐えたなぁ。
そして母さんも・・・ホントによく耐えたなぁ。
母さんも この時 自分の根っこに気付いたんだね。
知らないうちに わが娘と妹が強い根っこを張って支えてくれてたってこと。
病気と共存していく辛さは誰にも分かるものではないけれど、
他人から見たらしんどい人生かも知れない、いや実際、しんどいことこの上ないんだけれど、
それでも
この宇宙から授かった特別な愛すべき人生。
何があっても支えてくれる、大地に強く張った根っこを信頼して。
キミは笑ってほしい。
声立てて笑っておくれ。
悪いモノすべてを吹き飛ばすように。
今日も 明日も キミの笑顔でキミの人生を照らしておくれ。
T君、
キミに心からのエールを送るよ。
無菌室に入りたての時分は、恐怖や苦痛、そして寂しさにパニックになったよね。
それは 小さなキミには(いや、大きな大人にだって)耐え難い苦しみだ。
けれど
そんな痛みや苦しみに耐えることを少しずつ覚えたね。
自分でも気づかないうちに キミの心は大きく強くなった。
そして
そういうキミを支えてきた母もきっと、知らず知らずのうちに強くなったはず。
この病気 艱難辛苦を越えたことがキミの財産となる日がくるから。
この経験を糧として、どんなことも諦めずに前に進むことの尊さを知る日がきっとくるから。
慌てず焦らず ゆっくり治していこうよ。
そう、パイオニアのA君のように!
そして
今日、2度目の移植を受けるY君へ。
キミに心からのエールを送るよ。
キミがお姉さんの骨髄をもらってもう一度頑張るって、
「今回が本番」だって、
「前回のは準備」だったって、
「だから大丈夫」だって。
すごいなぁ・・・
そうだよ、今回が本番!
お姉さんの細胞が新しい明日を紡いでくれる!!
キミの前向きな気持ち、心意気が、きっときっと良い方へと向かわせてくれる。
大丈夫!大丈夫!
・・・ワタシの骨髄をムスコに移植してから、この29日で9年目を迎えます。
2008年のあの日、
ムスコとワタシが体験したことは無駄じゃなかったんだなぁ・・・繋がっているんだなぁってしみじみと感じるんだよ。

これ以上放っとれんので ついに重い腰を上げて草抜き。
「草刈り」ではない、「草むしり」でもない、「草抜き」。
根っこから抜いとかなきゃ十日もすれば元通りになっちまう(ーー;)
しぶといヤツがいてね、
どんなに根っこから抜こうとしても あとちょっとのとこで土の際でパツッと折れちまう。
根っこを土に残すため、種の存続のため、こうなるよう進化したのかな。
彼らは、見えない土の中で根を張って どんどんテリトリーを拡げていくんだ。
タンポポやドクダミなんかもそう、地下茎を張り巡らして増えていく。
敷地いっぱいにはびこった雑草を黙々と抜いてゆく。
「無」になる
突然、ハタと気付く。
「踏まれても踏まれても負けない雑草のように生きる」なんてよく言うけれど・・・
雑草の強さはそこじゃないんじゃないか?
目に見えるとこだけで生きてるんじゃない、
根っこが繋がってるから
根っこが生きてるから何度でも立ち上がれるんだ。
私たちは
独りでは生きていけない。
雑草のように
魂のとこで、
人と人が繋がって
そうしてはじめて強く生きていけるんじゃないか。
魂のとこで繋がることができたなら
この数か月、
ずっと ずっと 考え続けてきた。
大切な仲間たちを励ましたい。
けれど
いのちの重さに見合う言葉が見つからなくて
A君、
キミに心からのエールを送るよ。
キミのその強さは やっぱりキミの根っこのとこにあるんだね。
どんなに踏みつけられても また立ち上がる強さ。
母さん、父さんも。 姉さんや叔母さん、そして先生や友だち。
四方八方に張り巡らした揺るぎない絆、キミの根っこはキミの人生の宝物だ。
心からエールを送るよ。
どんなに苦しかったことだろう・・・考えただけでワタシ呼吸困難になりそうだよ。
よく耐えたなぁ。
そして母さんも・・・ホントによく耐えたなぁ。
母さんも この時 自分の根っこに気付いたんだね。
知らないうちに わが娘と妹が強い根っこを張って支えてくれてたってこと。
病気と共存していく辛さは誰にも分かるものではないけれど、
他人から見たらしんどい人生かも知れない、いや実際、しんどいことこの上ないんだけれど、
それでも
この宇宙から授かった特別な愛すべき人生。
何があっても支えてくれる、大地に強く張った根っこを信頼して。
キミは笑ってほしい。
声立てて笑っておくれ。
悪いモノすべてを吹き飛ばすように。
今日も 明日も キミの笑顔でキミの人生を照らしておくれ。
T君、
キミに心からのエールを送るよ。
無菌室に入りたての時分は、恐怖や苦痛、そして寂しさにパニックになったよね。
それは 小さなキミには(いや、大きな大人にだって)耐え難い苦しみだ。
けれど
そんな痛みや苦しみに耐えることを少しずつ覚えたね。
自分でも気づかないうちに キミの心は大きく強くなった。
そして
そういうキミを支えてきた母もきっと、知らず知らずのうちに強くなったはず。
この病気
この経験を糧として、どんなことも諦めずに前に進むことの尊さを知る日がきっとくるから。
慌てず焦らず ゆっくり治していこうよ。
そう、パイオニアのA君のように!
そして
今日、2度目の移植を受けるY君へ。
キミに心からのエールを送るよ。
キミがお姉さんの骨髄をもらってもう一度頑張るって、
「今回が本番」だって、
「前回のは準備」だったって、
「だから大丈夫」だって。
すごいなぁ・・・
そうだよ、今回が本番!
お姉さんの細胞が新しい明日を紡いでくれる!!
キミの前向きな気持ち、心意気が、きっときっと良い方へと向かわせてくれる。
大丈夫!大丈夫!
・・・ワタシの骨髄をムスコに移植してから、この29日で9年目を迎えます。
2008年のあの日、
ムスコとワタシが体験したことは無駄じゃなかったんだなぁ・・・繋がっているんだなぁってしみじみと感じるんだよ。

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by naunyan
| 2016-05-19 11:31
| みちしるべ
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