2013年 02月 08日
いつかどこかでキミと (8) |
Love in Erica
「すぐに臓器摘出手術を受けて、遺体が戻る明日か明後日が、お葬式になるでしょう」
ワタシはお姉さんの話に涙しながらも、一方で不思議な感覚を覚えていました。
「そうか、こういうことだったのか・・・」
Ericaは常々「人を助ける人になりたい」と言っていた。
感受性が強く とても繊細だったけど、人に好かれて たくさんの友だちに囲まれていた。
Mayさんも、日頃よく 「Ericaはヒーラー(人を癒す力を持つ人)だと思うわ」 と言っていた。
Ericaは・・・
このようにして自身の夢を叶えたのではないか・・・「臓器提供」というかたちで・・・
今でも 50人を超す人々の中で、Ericaの一部は生き続けています。
心臓・腎臓などの臓器はもちろん、角膜や骨・皮膚に至るまで・・・・・
全てが、必要とする患者さんに適合したそうです。
それは、19歳という若く健康な身体を持っていたEricaでなければ出来なかったこと。
また、激しい事故だった(横からの衝突でエアバッグは作動しなかった)にもかかわらず、
Ericaの身体には、脳の損傷以外は 外傷も内傷もほとんどなかったのです。
Ericaが事故に遭ったのは2月4日、そして脳死宣告を受けたのは2月8日。
2月8日 それはMayさんの誕生日。
・・・・・これらは 果たして「偶然」なのでしょうか?!
最後に、Mayさんのお姉さんはこう結びました。
「妹から、あなたに 『私は大丈夫だから』と伝えて欲しい 、と言われたんです」
Mayさんが語ったさまざまなコトを思い出すにつれ、
これまでMayさんが出逢ってきた「人」や「本」、そして「思想」―「宇宙論」や「死生観」・・・
それらは全て この出来事を受け容れるために準備されたものだったのではないか
・・・・・ワタシには そう思えて仕方ないのです。
つづく
「すぐに臓器摘出手術を受けて、遺体が戻る明日か明後日が、お葬式になるでしょう」
ワタシはお姉さんの話に涙しながらも、一方で不思議な感覚を覚えていました。
「そうか、こういうことだったのか・・・」
Ericaは常々「人を助ける人になりたい」と言っていた。
感受性が強く とても繊細だったけど、人に好かれて たくさんの友だちに囲まれていた。
Mayさんも、日頃よく 「Ericaはヒーラー(人を癒す力を持つ人)だと思うわ」 と言っていた。
Ericaは・・・
このようにして自身の夢を叶えたのではないか・・・「臓器提供」というかたちで・・・
今でも 50人を超す人々の中で、Ericaの一部は生き続けています。
心臓・腎臓などの臓器はもちろん、角膜や骨・皮膚に至るまで・・・・・
全てが、必要とする患者さんに適合したそうです。
それは、19歳という若く健康な身体を持っていたEricaでなければ出来なかったこと。
また、激しい事故だった(横からの衝突でエアバッグは作動しなかった)にもかかわらず、
Ericaの身体には、脳の損傷以外は 外傷も内傷もほとんどなかったのです。
Ericaが事故に遭ったのは2月4日、そして脳死宣告を受けたのは2月8日。
2月8日
・・・・・これらは 果たして「偶然」なのでしょうか?!
最後に、Mayさんのお姉さんはこう結びました。
「妹から、あなたに 『私は大丈夫だから』と伝えて欲しい 、と言われたんです」
Mayさんが語ったさまざまなコトを思い出すにつれ、
これまでMayさんが出逢ってきた「人」や「本」、そして「思想」―「宇宙論」や「死生観」・・・
それらは全て この出来事を受け容れるために準備されたものだったのではないか
・・・・・ワタシには そう思えて仕方ないのです。
つづく
by naunyan
| 2013-02-08 10:48
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