2013年 03月 26日
ウッレくんうみをいく |
ウルフ・ルーフグレン/絵
レイフ・クランツ/文
すずきてつろう/訳
恋焦がれて探し続けた「ウッレくん」、40年振りの再会を果たしました。
あらら(=_=;)歳が判っちゃうね、
でもいいんよ!んなこたぁどーでも!! (`^´;)・゜・。
受付で閲覧申込みして待つこと十数分・・・
図書館の奥深くで眠ってたこの絵本、どのくらい振りに明るいとこに出たのかな?
・・・あれぇ(・_・;)こんな絵だったっけ?!
なんとなく、自分の頭の中で思い描いてたイメージとちょっぴり違うような・・・
だけど、読み進めているうちにいつの間にか小学生の自分に還っていくのでした。
あーそうだ、そうだ、そうだった(#^◇^#)
おばはんがクスクス笑いながら絵本読んでる様は、ちょいと怪しかったと思うけど(^_^;)
さあ!! 閉館時間までそんなにありません。
嬉しいことに、
持ち帰れない資料を複写してくれるサービスがあるんですねぇ(:▽;)v
著作権に鑑みて、全体の6割までしか複写出来ませんが、
それでも大切な思い出を持ち帰ることができます・・・感謝、感謝です(:ー;)
さて、ドコを、どのシーンを選ぶか??!(;一_一)
複写サービスの受付締め切りは6時半、もう時間ないよ~!!(・。・;
・・・てことで、「ウッレくんうみをいく」、お話しと一緒に 少しだけご紹介
お話しは、たいてい雨の日の子ども部屋から始まります。
雨の日、外で遊べない子どもたちは、想像のつばさを広げて冒険に出かけるのです。
そしてその冒険は、子ども部屋の戸棚に住むトロール(妖精)の出現によって、さらにひっちゃかめっちゃかに!!
このお話しに出てくる「トロール」、
日本の「座敷わらし」ってとこかな?!
原作はスウェーデンですが、半世紀以上経った今もきっと、スウェーデンでは「トロール」は子ども部屋や森のそこここにいると信じられてるんだろうな。
ちなみに、同じスウェーデンの、かの「ムーミン(トーベ・ヤンソン=Tove Jansson)」も、原作では「TROLL」となっています。
・・・・ムーミンて、トロールだったのね(・_・;)
当時は「トロール」なんて知らなくて、
「なんで子ども部屋の戸棚にいるのか?」
「なんでシッポが生えてるのか?」
「子どもたちとどういう関係なのか?」
「そもそもコイツは一体何者なんだ???」
わからないまま読んでいました(^_^;)
しかしながら今は「ハリーポッター」のおかげでトロールくんも認知度↑↑だね
さあ、
トロールのいたずらで冒険が始まります!!
トロールくんの余計なお世話でウッレくんたちはいつの間にやら大海原へ…
そこへやってきた巡視船とぶつかっちゃった!! 斜めんなって沈んでいく巡視船…
あれれ?! 斜めになってるのは巡視船だけじゃないようです。
あらあら、海まで一緒にどんどん斜めになってっちゃいますよ~
まあ!! 海はすっかり縦になって壁のように突っ立っています。
ああぁっ!! たいへん!!
海がひっくり返ってきます!!!
あ~あ、もうみんな水の中・・・。 ついにはネプチューンまで登場です。
あららっ!トロールくん、服の色が海に溶けて混じっちゃってくよ!!
みるみるうちに海の色が濁っていきます。
たいへんっ!!! サメだっ!!
「こんなにやかましいいわし、みたことがないよ!」
えぇ~っ(・_・;)?! いわしだったっけ?
すっかりおこってしまったトロールくん、
ふろおけの栓を抜いてしまいました。
するとどうでしょう!!
水もサメもぜ~んぶ吸い込まれて流れていってしまったんです。
あとに残ったのは うれしそうなずぶぬれの子どもたちだけ。
すっかり元の子ども部屋のバスルーム。
あぁ~~こんな楽しい冒険があるかしら?!
しかも子ども部屋だけでできちゃうのだ^^
このハチャメチャなトロールくんの行動に、ハラハラしたり腹を立てたり・・・
「あーもう!! また!!」 なんて声を上げながら読んだもんです。
あぁそうか・・・(´-ω-`)
トロールくんて、トロールだったのかぁ・・・
大人になって読み直して、改めて発見することもあるんだねぇ(;^ω^)
うん、納得(^_-)d
by naunyan
| 2013-03-26 09:09
| BOOKS
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