2013年 02月 05日
いつかどこかでキミと (5) |
ムスコの入院中、アメリカのMayさん親子からは何度も励ましのカードが届きました。
T大病院の「納涼祭」の頃、Mayさんだけ帰国した時には伊勢原まで来てくれて、
ムスコに付き添うワタシの代わりに チビを「納涼祭」や映画に連れ出してくれました。
こうした不思議な「出逢い」は、Mayさんとのそれだけではありませんでした。
Mayさんがミシガンで知り合った女性が、今はなんと伊勢原に住んでいて、
Mayさんを通じて「かもめのいえ」を訪ねてくださったのです。
しかも、彼女も北九州の出身ということが分かりました。
以来、チビを遊びに連れて行ってくれたり、ムスコの退院祝いをしてくれたり・・・
また、Mayさんのミシガン在住の日本人の友人が、
白血病で、奇しくもムスコの最初の移植の三日後に骨髄移植を受けていました。
Mayさんから病気のことや2度目の移植に臨むことなどを聞いて、手紙をくださいました。
「一緒に 完治のテープを切る日まで、Never give up!」
その方は、2005年にムスメがミシガンを訪れた際に、
Mayさんの代わりに空港でムスメを出迎えてくださった方だったのです。
こんな広い世界の中で・・・・・とても「偶然」というコトバでは片付かない気がします。
最初から そのように「備えられていた」としか思えないのです。
全ての「出逢い」は、「苦難を越える」ために必要な準備だった。
ムスコの発病から7年を越えてきて、得心がいく思いです。
つづく
by naunyan
| 2013-02-05 10:31
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